Item
下道 基行 + 福嶋 幸平 Tsunami Boulder #05 / Afterimage edit 8
《Tsunami Boulder #05 / Afterimage edit》は、下道基行と福嶋幸平という二人の作家が、ユニットでもコレクティブでもなく、それぞれの独自のテーマを持ちながら、異なる視点と手法を交差させ、一つの作品へと昇華させた新たな試みです。
日常をテーマに新たな視点を提示する二人の作家。福嶋は写真という静止したイメージで、テクノロジーが風景に与える影響を捉え続け、下道は映像、インスタレーション、テキストなど多様なメディアを駆使し、物語の欠片を再構築しています。
下道の近年の代表作である《津波石/Tsunami Boulder》は、津波によって海から陸へ運ばれた巨大な岩を、八重山—宮古諸島で撮影したシリーズです。この作品は、時間と自然の力が刻む痕跡を視覚化し、忘却される歴史を再び私たちの前に現れさせます。東京都現代美術館やヴェネチアビエンナーレ日本館での発表も記憶に新しいものです。
福嶋の《Afterimage》は、動画データを意図的に破壊することで、動く箇所にだけノイズが発生する瞬間を静止画として定着させたシリーズです。映像の断片が生む「見えないはずの残像」は、テクノロジーの干渉が生み出す新たな視覚体験を提供します。
本作品集は、異なる視点で日常を掬い上げてきた二人の作家が、下道の発案により、自身の《津波石/Tsunami Boulder》に福嶋の《Afterimage》のバグを重ね合わせるという、これまでにない実験的な試みに挑戦した結果です。現実と仮想、日常と非日常が交差するこの作品は、時間の痕跡とデジタルの残像が共鳴する新たな風景を私たちに提示します。
下道 基行 + 福嶋 幸平
「Tsunami Boulder #05 / Afterimage edit」
展示情報
https://t-museumshop.com/2025/04/25/tsunamiboulderafterimageedit/
———
イメージサイズ:W_328 × H_205mm
(用紙サイズ:W_364 × H_252mm)
フレームサイズ:W_500 × H_375 × D_26mm
素材:ジークレープリント
制作年:2025
エディション:8
———
発送は6月20日以降から順次発送となります。
artist|下道基行
region|直島
2001年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。2003年東京綜合写真専門学校研究科中退。日本各地に残る戦争遺構を調査撮影したシリーズ『戦争のかたち』(2001-2005)、自らの祖父の遺した絵画を追って旅したシリーズ『日曜画家』(2006-2010)や、日本の国境線の外側を旅し日本植民地時代の遺構の現状を調査するシリーズ『torii』(2006-2012)など。旅やフィールドワークをベースにした制作活動を続けている。
http://m-shitamichi.com/
artist|福嶋幸平
region|国立市
1989年東京都生まれ。2012年横浜美術大学卒業。人々が普段接するテクノロジーとそれが生みだす環境の変化を「風景写真」として作品化。日常風景に溶け込んだテクノロジーの異質性を、地図検索エンジンを始めとした身近なテクノロジーを用いて露呈させる。主な受賞に2017年「第20回 岡本太郎現代芸術賞」入選や2017年「第6回 都美セレクション」入選、2017年「横浜美術大学学長表彰」優秀賞 等がある。
https://koheifukushima.com/
日常をテーマに新たな視点を提示する二人の作家。福嶋は写真という静止したイメージで、テクノロジーが風景に与える影響を捉え続け、下道は映像、インスタレーション、テキストなど多様なメディアを駆使し、物語の欠片を再構築しています。
下道の近年の代表作である《津波石/Tsunami Boulder》は、津波によって海から陸へ運ばれた巨大な岩を、八重山—宮古諸島で撮影したシリーズです。この作品は、時間と自然の力が刻む痕跡を視覚化し、忘却される歴史を再び私たちの前に現れさせます。東京都現代美術館やヴェネチアビエンナーレ日本館での発表も記憶に新しいものです。
福嶋の《Afterimage》は、動画データを意図的に破壊することで、動く箇所にだけノイズが発生する瞬間を静止画として定着させたシリーズです。映像の断片が生む「見えないはずの残像」は、テクノロジーの干渉が生み出す新たな視覚体験を提供します。
本作品集は、異なる視点で日常を掬い上げてきた二人の作家が、下道の発案により、自身の《津波石/Tsunami Boulder》に福嶋の《Afterimage》のバグを重ね合わせるという、これまでにない実験的な試みに挑戦した結果です。現実と仮想、日常と非日常が交差するこの作品は、時間の痕跡とデジタルの残像が共鳴する新たな風景を私たちに提示します。
下道 基行 + 福嶋 幸平
「Tsunami Boulder #05 / Afterimage edit」
展示情報
https://t-museumshop.com/2025/04/25/tsunamiboulderafterimageedit/
———
イメージサイズ:W_328 × H_205mm
(用紙サイズ:W_364 × H_252mm)
フレームサイズ:W_500 × H_375 × D_26mm
素材:ジークレープリント
制作年:2025
エディション:8
———
発送は6月20日以降から順次発送となります。
artist|下道基行
region|直島
2001年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。2003年東京綜合写真専門学校研究科中退。日本各地に残る戦争遺構を調査撮影したシリーズ『戦争のかたち』(2001-2005)、自らの祖父の遺した絵画を追って旅したシリーズ『日曜画家』(2006-2010)や、日本の国境線の外側を旅し日本植民地時代の遺構の現状を調査するシリーズ『torii』(2006-2012)など。旅やフィールドワークをベースにした制作活動を続けている。
http://m-shitamichi.com/
artist|福嶋幸平
region|国立市
1989年東京都生まれ。2012年横浜美術大学卒業。人々が普段接するテクノロジーとそれが生みだす環境の変化を「風景写真」として作品化。日常風景に溶け込んだテクノロジーの異質性を、地図検索エンジンを始めとした身近なテクノロジーを用いて露呈させる。主な受賞に2017年「第20回 岡本太郎現代芸術賞」入選や2017年「第6回 都美セレクション」入選、2017年「横浜美術大学学長表彰」優秀賞 等がある。
https://koheifukushima.com/
¥223,000
予約商品
発送予定:2025年6月20日 から順次発送
※この商品の販売期間は2025年5月24日 13:00 ~ 2025年6月1日 23:00です。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※別途送料がかかります。送料を確認する

★ご購入前に必ずお読みください★
ご注文・ご入金から4日以内に発送いたします。 また、ウェブショップの商品は実店舗での販売も行なっているため、タイミングによってはお買い上げの商品をご用意できない場合がありますことご了承ください。その際にはメールにてお知らせ致します。★迷惑メール対策やドメイン指定受信等を設定している方は〈 noreply@thebase.in 〉〈 info@t-museumshop.com 〉をメールアドレス指定受信設定いただくようをお願いいたします。