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2020/04/21 23:09


まだ見たことのない世界を知る為ではなく、見慣れていながらなかなか気づけない世界に出会うための本。

世界は意味だけでできてはいない。


人類学者たちによる“私たちの営み”へのちょっと変わったアプローチ。


この本に書いてあるのは、毎日意識せず繰り返す、呼吸すること、食べること、飲み込むこと、風を感じること、できないと思うこと。そんな“私たちの営み”と改めて向き合うという視点。「あたりまえ」と思っていることも、視点を変えたり意識してみたりするだけで新しい気付きを見いだすことができます。


いま、私たちは多くの「あたりまえ」だと思っていたことを出来なくなってしまいました。それでも「あたりまえ」はまだまだこんなにたくさんあるのです。そしてそれはとても大切なこと。このことに気付けた私たちはこれから先、取り巻く世界をもっと大事にできるようになるはず。


(2020年4月13日ツイート)