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2020/05/12 14:08


コロナ禍の香港は今どうなっているのだろう。検索してみると、「コロナ危機の中、民主派一斉逮捕 デモ下火で強まる圧力」という記事が。「混乱に乗じて押し通す」というのは問題を抱えた国での常套手段のようだ。


新たな「ファシズム」の到来は新たな蜂起の到来と並行する。香港蜂起(そしてジレ・ジョーヌをはじめとする各地の蜂起)は、いままでの闘争とはあきらかに違う政治を伝えるものである。〈特集1〉での香港をめぐる一連のレポートは、〈特集2〉の「ファシズム」をめぐる諸考察と表裏をなしているはずだ。


4つのレポートによる香港特集と、酒井隆史ロングインタビュー(35千字)や友常勉らの論考からなるファシズム特集。今号は2つの特集で構成。その他、守中高明の寄稿など全13本。