音楽ファンから注目を集め続けるバンド、ceroの荒内佑 初のエッセイ集。「webちくま」での連載に書き下ろしを加えた38本。目がチカチカするイカした装丁はceroの初期メンバーでもあるイラストレーター 柳智之によるもの。

webちくまでの連載のきっかけを作ったのが実は柳智之さんだそうです。

描かれているのは好きな音楽や本、映画のこと、ミュージシャンとしての日常、そして地元である東京郊外の街について。機知縦横な思考とユーモア、きらめく知性に、確かな筆力を感じずにはいられない。

私はceroのファンです。私の中のceroの音楽のイメージって、ちょっとひねくれててめんどくさくて、まっすぐで涼やかでクールみたいな感じ（どんな感じ？）なんですけど、荒ぴーの文章もやっぱりこういう感じがあって、でも読みづらい訳でなくむしろススーっと読めます。今夜はSummer Soul聴こっと！ I