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2020/05/16 17:47
2016年6月の初夏、そして一年後の2017年6月の心象風景。歌人くどうれいんが綴る、食べることと生きることの記録。改訂版には食を交えての対談が巻末に追加されています。この対談がまたおもしろい。
スイスイ読めてくすっと笑ってしまう楽しい文章。手のひらサイズでカバーのついていない軽やかな装丁。リトルプレスで8刷される理由がわかります。
" 菜箸を握ろう。わたしがわたしを空腹にしないように。うれしくても、寂しくても、楽しくても、悲しくても。たとえば、ながい恋を終わらせても。"