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2020/05/19 15:39
2017年に開催された、日本では初となる大規模な回顧展を見に行った方も多いのではないでしょうか。ニューヨークを拠点に活動した写真家のSaul Leiter(ソール・ライター)。
英語版はもう手に入らなくなってしまいましたが、フランス語版が再入荷しました。ソール・ライターの写真は素人目に見ても画面の構図や色のバランスがとにかくかっこいい。日本での回顧展では、普段写真にあまり興味がない人も展示を見に行ったりと、異例の盛り上がりを見せていました。
なぜこんなに日本人に好かれたのかなと少し調べたら、浮世絵に少なからず影響を受けていたということで、もしかしたらそのこともあって日本人の感覚と馴染みがいいのかもしれない、なんて思いました。浮世絵によく登場する傘や雨が、ソール・ライターの写真にもよく登場します。繋がりが面白いですね。