blog
2020/07/10 16:51
「子どもたちを見てみたら、一人ひとりの素晴らしさに気づいた。
私はそんなわかったような話をしたいわけではありません。そうではなくて、意味なく当たり前のように転がっている無数の「自分独特の生き方」を目前にしたときに、心の底から湧き上がってくる感動について話がしたいのです。」
福岡で小中高生たち約160人が学ぶ教室「唐人町寺子屋」を開校して20年、数多くの親子と接してきた著者が、現代の親子が抱える多様でリアルな問題を、子どもたちの生き生きとした語りと鋭い考察から描きだします。
えこひいきする先生、子育てに自信のない親、虐待、言葉で伝わるという思い込み、スマホ依存……
「正しさ」を手放したところから始まる、新しい人間関係のあり方を実際の事例とこれまでにない批評でつづる本です。